| フランス南西部にケルシーという地方があります。日本ではそんなに知られていませんが、ここにはまだ古い中世のフランスが息づいており、自然の緑、鄙びた田舎、歴史的な遺産など、魅力にあふれる題材でいっぱいです。 このケルシーを中心としたスケッチの旅行をお考えになりませんか。観光地めぐりでない、落ち着いた旅をご計画の方へお勧めしています。 個人旅行もお引き受けしますが、グループの場合この地方を熟知した添乗員がご案内します。 以下にごらんのツアーは2006年春、島ア清海先生の絵画グループで実施されたものです。 |
| 月日 | 都市名 | 現地時間 | 交通機関 | 食事 | スケジュール | |
| 1 | 2006年 4月 12日 (水) |
成田 発 パリ(CDG) 着 発 トゥルーズ 着 |
1205 1730 2020 2145 |
AF275 AF7792 |
夕 − |
成田よりエールフランス直行便にてパリへ。 パリ着後国内便に乗り継ぎ、トゥルーズへ。 着後ホテルへ。 トゥルーズ泊 |
| 2 | 13日 (木) |
トゥルーズ 発 グラマ 着 |
1644 1942 |
列車 | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
朝、トゥルーズ旧市街を散策。キャピトル、ノートルダム・デュ・トール教会、サン・セルナン教会、オギュスタン博物館、ガロンヌ河畔など。夕刻、列車でケルシーの田舎町グラマへ。 グラマ泊 |
| 3 | 14日 (金) |
グラマ | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
午前中、グラマの町の散策。アルズー川付近の民家、小塔のある中世の町並、教会、市庁舎、市場広場など。午後、スケッチ。グラマ泊 | ||
| 4 | 15日 (土) |
グラマ | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
午前中グラマの郊外散策。セガラの水飼場、洗濯場など。午後スケッチ。 グラマ泊 | ||
| 5 | 16日 (日) |
グラマ | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
終日スケッチ。 オプショナルツアーで、中世からの巡礼地ロカマドゥ−ル、ケルシーの典型的な美しい村オトワール、ルーブルサックなどを訪ねる。 グラマ泊 |
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| 6 | 17日 (月) |
グラマ | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
終日スケッチ。 オプショナルツアーで、カオール、サンシール・ラポピーへ日帰りバスツアー。 グラマ泊 |
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| 7 | 18日 (火) |
グラマ 発 コンク グラマ 着 |
0900 1700 |
専用バス | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
ロマネスク教会で知られる11世紀の村コンクヘ日帰りバス旅行。 グラマ泊 |
| 8 | 19日 (水) |
グラマ | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
終日スケッチ。 オプショナルツアーで、列車を利用してテュレンヌ、ブリーヴへ日帰り旅行。 グラマ泊 |
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| 9 | 20日 (木) |
グラマ | 朝 ホテル 昼 − 夕 − |
終日スケッチ。 オプショナルツアーで、列車を利用してフィジャックへ日帰り旅行。 グラマ泊 |
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| 10 | 21日 (金) |
グラマ 発 ドンム、サンテミリオン、 ボルドー 着 発 パリ(CDG) 着 発 |
0900 1900 2100 2220 2325 |
専用バス AF7633 AF278 |
朝 ホテル 昼 − 夕 − |
グラマをあとに西へ向かい、ドルドーニュ渓谷沿いの古い村ドンム、ボルドーワインの里サンテミリオンを訪ね、夕刻ボルドー空港へ。 空路、パリ経由帰国の途へ。 機内泊 |
| 11 | 22日 (土) |
成田 着 | 1800 | 夕刻成田着。 |
主な見どころ トゥルーズ ローマ人達によって築かれた町で、3世紀には聖セルナンがキリスト教を広めます。中世、トゥルーズ伯領となってからは政治文化の中心地として栄えます。両大戦間にはフランスで初の定期航空路の拠点となり、「星の王子さま」で知られる作家サンテグジュペリもこの基地でのパイロット経験を元にした作品をたくさん残しています。聖セルナン・バジリカ、サンテチエンヌ大聖堂、ロマネスク彫刻の宝庫オギュスタン博物館などが見られます。人口60万。 グラマ 島崎先生には数十年のお付合いのゆかりの深い町で、先生はここの名誉町民でもあります。この町は地元の人々には昔からの呼称「ケルシー」地方の中心地として親しまれています。 古墳の発掘により原始時代からグラマには人が住んでいたことが分かりました。1224年にコミューヌ(市町村にあたる)の形をとり町は栄えますが、百年戦争や宗教戦争により甚大な被害を被ります。当時の町のものとして、数軒の家屋と城門の塔が残っています。 この近辺は、ジンの原料杜松(ねず)、くるみの栽培が盛んで、伝統的な聖母巡礼などの行事、ケルシー独特の石造りの家屋など、珍しく、しかも日本人でも郷愁を感じるような風物を沢山残しています。産物としては、鵞鳥、鴨のフォワグラ、黒トリュフ、泡茸(セープ茸)、くるみ、カベクーチーズ(山羊乳のチーズ)、ワイン、錫製品、田園風家具などがあります。人口3800。 ロカマドゥール 12世紀、聖アマドゥ−ルの奇跡的に完全な遺体が発見されてからこの村は黒いマリア信仰の巡礼地として栄えるようになりました。教会建築が並び立つその険しい断崖の光景は忘れられないものとなるでしょう。 ルーブルサック 岩盤の丘の小さな村で、シャトーを中心に数十軒の家があり、北の方にはドルドーニュ渓谷、東には中央山塊のすそが見渡せます。 オトワール 旅人の馬に水を飲ませるための泉を中心にした谷あいの小さな村です。田舎のパンを焼くパン屋、田舎料理のレストランなど、木骨作りの家屋が多く、村の入口の崖シルクドトワールの上からは村の全景が臨まれます。 カオール ロット川の湾曲部に封じ込められた石灰岩台地の町。中世にはイタリア・ロンバルディアから到来した両替商たちがこの町を経済的に発展させます。14世紀に築かれたヴァラントレ橋は美しいゴチック式アーチと要塞構造を呈しています。サンテチエンヌ大聖堂の北の入口にはキリスト昇天の見事な彫刻が見られ、回廊も中世を忍ばせます。人口2万 サンシール・ラポピー カオールの東方、ロット川左岸の切り立った断崖の上にあり、12〜13世紀の姿を今に残しています。ローマ時代の殉教者聖シールの遺骨を聖アマドゥールがもたらしたのがその名前の起源といわれます。ラポピーはここを治めていた領主の名前。写生に最適ですが、写生に飽きた方は、旧石器時代、クロマニヨン人が数多くの壁画を残したペッシュ・メルルの洞窟を訪ねるのもよいと思います。人口190人。 コンク 4世紀初めの殉教者聖女フォワを祀るロマネスクの教会で知られる山間の村。11世紀この教会の建立が始まって以来、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者達が立ち寄るようになりました。教会建築と、宝物館にある聖女フォワの聖遺物収納像は必見。人口430人。 テュレンヌ かつて、15世紀に強大な勢力を誇った子爵領の中心地であったころの名残としてそのシャトーの遺跡が見られ、それを中心に上の町、城壁の外に下の町が広がります。人口740人。 ブリーヴ かつて外敵の攻囲に幾度もされされたという歴史的な事実から、正式には「頑強なブリーヴ」を意味するブリーヴ・ラ・ガイヤルドと呼ばれます。旧市街は近代的な建築と古くからの建物を程よくマッチさせた成功例といえるでしょう。一部にロマネスク様式を残すサン・マルタン教会の前身は12世紀の僧院です。人口5万。 フィジャック 9世紀に興った修道院は11〜12世紀に最盛期を迎え、町の政治は修道院の中で行われました。16世紀には新教徒たちの拠点にもなります。この町は、エジプトの象形文字解読を成し遂げたシャンポリオンの生地でもあります。人口6000人。 ドンム ドルドーニュ渓谷を見下ろす立地条件のよさから古来争奪が繰り返された場所です。14〜17世紀には、ワインの生産、野菜市場、河川貿易などで栄えます。城壁に沿って散策が楽しいところです。人口1000人。 サンテミリオン ワインの本場の中の本場であるばかりでなく、小さな広場、細い路地など、その美しい中世の町並みも一見の価値があります。春の新酒の審査発表、秋の収穫開始宣言など、葡萄にまつわるお祭りの多い町です。人口2300人。 |